今回のすいすい会では、東京ガス社より笹谷様をゲストにお迎えして、東京ガス社のデータ利活用の変遷や、データを活用しDXを加速するための「分析組織拡大×民主化×外部パートナー連携」による取り組みのポイントをお話しいただきます。
東京ガス社は1885年に渋沢栄一氏により創立された歴史ある企業であり、各時代のイシューに合わせて1980年代以前から一貫してデータ分析の専門組織を設けて事業に深く活用してきました。
近年はデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現に向け、全社大でのデータ利活用の拡大に取り組んでいますが、データ分析を専門組織による特定の領域での活動に留めずに拡大させるためには、社内の分析組織と一般ユーザー、外部パートナーの協働が不可欠です。当日はこれまで取り組んできたデータ分析PJの実例と共に、分析組織の強化と全社教育・基盤整備によるデータ利活用の民主化、外部パートナーとの連携を組み合わせた東京ガス社のデータ利活用の取り組みのエッセンスをご共有いただきます。
東京ガス社笹谷様による事例発表のハイライト
◆分析事例紹介
◆DX実現に向けたデータ利活用の壁
◆「分析組織拡大×民主化×外部パートナー連携」によるデータ利活用拡大
2019年よりGRI社は東京ガスグループ全体に対してデータ利活用に関する支援をしております。東京ガス社より学んだ、事業会社がデータサイエンス専業企業へ上手くデータ利活用を依頼するテクニックをご共有します。また、東京ガス社を含む弊社クライアントからの依頼事項を取りまとめたLLocoという地理空間統計データの活用ポイントをお伝えします。地域に根差したリアル領域に強い企業がデジタルと融合する際、欠かせない考え方はロケーションインテリジェンスです。現実世界に広がる土地や人々の活動をデジタルで分析するためには、境界線を上手く扱ったデータ分析がポイントになります。LLocoを使うことで、リアルな活動、データ、BI、AIを融合しやすくなり、そのエッセンスをお伝えします。
こんな方におすすめ
スピーカー
笹谷 俊徳
東京ガス株式会社 DX推進部 データ活用統括グループ チームリーダー
2008年東京ガス入社。
入社以来一貫してデータ分析・数理技術を活用した業務改革・意思決定支援に取り組み、
これまで100以上のデータ分析PJやデータ分析基盤構築、分析人材育成に従事。
古幡 征史
株式会社GRI 取締役
GRIにてデータサイエンス事業を率いて、多様なAI, BI, 分析基盤構築プロジェクトをリード。
KPMGコンサルティング、University of Southern California、ドワンゴを経て、2016年より現職。
モデレーター
古仙 純子
株式会社GRI データサイエンス事業部
株式会社ドワンゴ、楽天グループ株式会社を経て、2023年より現職。
データ利活用支援など多数のプロジェクトマネジメントに従事。
無料
データサイエンス・AI・IoTのプロによるオンラインスクール「ピクアカ」 https://www.picaca.jp/ 新しい技術や手法は続々と生まれており、世の中はより複雑になりつつあります。みなさんの将来の、できるだけ多くの場面で使える、より普遍的な学びの場。わたしたちは picture academy をそういう場にしたいと考えています。
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